われわれは、実践的には自分が実存し闘っている労働組織あるいは職場に――われわれの細胞を創造するためのグループないし左翼フラクションを確立するために、これを構成するメンバーからなる会議を万難を排して定期的に開催して創意工夫した論議をつくり出してきた。
このように、われわれは昨一年の職場闘争の展開および内部思想闘争をとおして身につけてきた新たな実践的自覚と理論的教訓を、おのれ自身と自分自身の実存する場――いま・ここ――での闘いに貫徹して奮闘する決意である。
みなさん!ともにたたかおう!
われわれのこの闘いは、同時に、変質し腐敗した「革マル派」中央官僚派を革命的に解体し、反スターリン主義の運動と組織を再創造する闘いであった。われわれ探究派のイデオロギー的=組織論的闘いによって中央官僚派は死滅した。民族排外主義をあらわとし日本人としてのみずからの民族意基礎基礎づけることに汲々としているそのさまに、彼らの死姿はしめされた。
全世界の労働者・勤労者・学生・知識人のみなさん!
本書に主体対決対決されることを望む。
はじめに 著者
Ⅰ 死姿
仏さん―――「解放」2024年新年号
おのれの心の空洞に棲まう民族の基礎づけ――笹山登美子のロッタ・コムニスタ批判
仮象について
Ⅱ われわれの巨歩と拠点
反スターリン主義運動を再創造する闘いの巨歩をふみだす
「死んで生きる」について
Ⅲ 死の病
〔 1 〕~〔 116 〕
定価〈本体2000円+税〉